度々登場するインジェクション記事ですが、流用スロットルボディに関しては概ねデータ取りが完了に近づきつつあります。
スクリーンは向かって右が通常のシャシダイ画面。そして左はフルコン(ECU)ユニットと接続しているものです。エンジンが同一であればインジェクション でもキャブでも結果的に向かう方向性は同じです。ただキャブレターでは調整不可能な領域を触れる面白さがあるのも事実です。キャブを触り、そしてインジェ クションを触り、そのどちらからも得られる物、フィードバックできる事がたくさんあり日々勉強だなと痛感します。
データ取得の為に、燃料や点火進角等を回転数だけではなくリターダーにて負荷を変化させつつ、そして様々な条件の下で限界付近までエンジンを回します。時にはエキマニがこんな色にまでなることも。
この10年程の間のECU制御の進化もあって、良い意味で特別な意識や扱いを気にせずに普通に乗れます。インジェクションに興味のある方々からたまに聞かれるスロットルの開け閉めに対するドンツキ感等は全く感じる事がありません。
流用スロットルボディの煮詰めも進んできましたので、次のステップに進みたいと思います。