製作も大詰めとなったバックポジションキット(ディスクブレーキ車用)
今回はブレーキペダルの軸部に純正と同じくリターンスプリングを入れる様にしていますが、軸部に対してブレーキペダルの踏み込み部分が半分近くの長さになる為、純正のスプリングを入れるとテコの原理で極端に反力が強くなってしまいますから、ブレーキの使い心地を考えるとレートを変更したものを専用に作る事になります。
プッシュロッドを組み込んで、リターンスプリングのレート決めの為に何種かのスプリングを試作して、組み込みしては試します。
スプリングの巻き数を純正と同じにしたまま線径を細くしたり、線径も巻き数も変更したりと、いくつかの手法でレート変更しています。
純正のブレーキペダルの反力を確認するのに、バネ測りを使って比較したり、仮組み実走して、ブレーキの効きや踏み込み時のタッチを確認します。
何種類かの中から、ブレーキのタッチも損なわないものを選べましたので、量産に入りました。
他にもいくつかの製作部品の仕上がり日が定まりましたら、予約受付けを開始出来ると思います。