クランクのリビルトが完了し、本日腰下の組み上げが始まったMK2エンジンです。
エンジンOHのご依頼を頂いた際「末永く安心して乗れるMK2にしたい。しかし少しパンチのあるエンジンに」とのリクエストをオーナーさんより頂きました。クランクの傷みが激しくリビルトに時間が掛かってしまいました。
表面のオイルが付いた状態でもギラッと光るウェイトは、リビルトの為に分解した際、各部にアキュルト処理を施しているためです。各部フリクションの低減は勿論ですが、走行中ウェイトその他に絡みつくオイルのキレが良くなる事で、オイルミスト・ブローバイの低減やそれによるケース内圧の減圧にも有効です。またトランスミッションギア等にも非常に効果があります。
ここから一気に組み上げてゆきます!
お話は変わりますが、本日夕方過ぎにお客様からパーツのお問い合わせを頂きました。
↓そのパーツはこれなのですが↓
何年か前に30枚程限定で製作したオリジナルのPAMSロゴ入りポイントカバーです。仲間内だけの遊び心で砂型鋳造から製作した物です。
最初にお問い合わせを頂いた時は、黒豆仕様に人気のフラットタイプ(文字無)の事かと思っていたのですが、お話をしているとどうも違う様で、どうやら以前少量製作したPAMSロゴ入りとの事。
確か1枚だけ手元に残していた様な記憶があり、探してみると・・・ありました!
削り出しでは出せない独特な温かさみたいなものを表現したく、敢えて砂型鋳造にて製作したものです。
以前のブログ等をご覧くださりお問い合わせを頂きました。覚えていて下さり嬉しく思います。最後の1個を有難うございました!