先日腰下まで完成したMKⅡ、腰上を組んで行きます。
先にヘッドを組んでおくと組み上げがスムーズなのでヘッドから
全て新品部品でリフレッシュです
シリンダースタッドボルトを交換し、ピストンは純正0.5O/Sをセット
シリンダースリーブは純正ボーリングでもいけるサイズですが、
ESTスリーブに交換後ボーリング＆スプラッシュホーニング仕上げ
上下最小値面研です
センターリング溝も適正の深さに掘り込みます
シリンダー上面を面研する際に意外と掘っていないケースが多いです。
オイル漏れの原因にもなりますので、溝の深さは重要です。
センターリング溝掘りの詳細は ＞＞ こちらを参照
アイドラー類は純正をセットしガスケットは1.1ｍｍをチョイス
組み上げておいたヘッドをセット
あらかじめカムの曲がり、ジャーナル径を測定し問題の無かった
ノーマルカムをセット
ノーマルカムですが、今回弊社にてヘッド下面、シリンダー上面、下面
クランクケースデッキ面の4面を最小値で面研しましたが
測定した結果以前に面研しているエンジンでしたので面研量が多い為
アジャスタブルカムスプロケットに変更し
バルブタイミングを純正指定に適正化しシムを調整
後は車体に搭載し、クラッチやジェネレーターなどを組み付けていきます。
完成までもう少し・・・
