前回記事
軽量フライホイールZ1用
でも紹介しました通り、ラインナップ追加の為の軽量フライホイール二次試作です。
重量は僅かではありますが、更に軽くなりました。
更に前回記事でも書きました通りハブ部分の寸法を若干見直して、一次試作より更に4.5mm程、ローターをエンジン側に追い込みました。
現状でカバー取り付け面からの高さで約60mmです。
たった4.5mmですが、サーキットを含むスポーツ走行用にジェネレーターカバー下側を接地対策に斜めにカット加工しようとする場合、この僅かな差は結構大きくなります。
こちらの写真のものはMK2の純正です。(カバー取り付け面からの高さは約73mmです)
この73mmが60mmになると、かなりの角度でカットが可能になるであろう事が判ります。右側ラインが純正MK2やFX1、左側ラインが今回の軽量フライホイールで可能になると思われるラインです。
さて、次回はジェネレーターとしての発生電力の負荷試験をしてみましょう。
フライホイールの外径はMk2系とさほど変わらないのですが、マグネットが驚く程強力になっている上、薄くなる事で外径は同じですが内径は大きい分コイル外周が拡大出来ており、同じ回転数でも磁束通過速度は上がる為、充電性能のアップが見込まれます。