空冷Zばかりを何十年とイジって来ても、未だに新たな発見そして先入観が邪魔をして今まで知ることの出来なかった事実に出くわす事があります。
何か新たなパーツを製作しようとしたり、または新たなチューニングにのぞむとき等、マニュアルに記載されている事だけでは情報として足りない事が少なくありません。頑張って資料を集めたり仲間内と情報を提供し合ったりは当然ですが、何と言っても正確な実測データに勝るものはありません。
計測作業&データ収集は本当に地道な作業で、皆さんの目に触れることも又はそれを感じ取ってもらう機会も直接はありません。
例えば、これは昨日の画像ですが変なピストンですよね?実はKZ1000系のノーマルピストンを測定治具として加工した物です。これもある新規パーツ開発の為のデータ収集を行っている風景です。
データ収集は人目に触れず、組んではバラしそして計測を繰り返す地道な作業ですが、エンジンに触れる上で今も絶対に外す事の出来ない作業です。
今日もまた知らなかった新事実が明らかに!!!というのは大袈裟ですね。笑