バッテリーとコードを接続するのには、通常付属のボルトを使いますが、脱着を頻繁に行う車両の場合は、自分はこんなタイプのノブ付きボルトを使う事があります。
指で脱着するので、レンチを使おうとして反対側の端子に当ててバッテリーをショートさせる様な危険もありません。
元々オートバイ用バッテリー端子部分自体が柔らかい金属で出来ていますし、ボルトはプラスドライバーで締め付けする程度のトルクしか必要ありませんので、このタイプのボルトでも充分にバッテリーコードは締め付け出来ます。
マイナス側のみ装着して、乗らない間ターミナルを外してバッテリーの暗電流放電を防ぐ使い方もあります。
例えばこれ位の高さのものでも、Z1に使用してシートの裏面に干渉はしません。
ところでですが、バッテリー側端子にはなるべくバッテリーコードのみを接続するのが基本です。
電源やアースを取るのに、バッテリー端子に矢鱈と共締めのコードを増やすと、整備性が悪くなるのはもちろん、バッテリーを脱着した際に再度取り付けするのを忘れたりする可能性が高まります。
Zであれば、常時電源を取るのはスターターリレーのバッテリーコード接続部。アースを取るのはエンジン側クランクケース等が良いでしょう。