車検その他点検整備で入庫中の750D1。
ほぼ全てのメニューをこなし、シャシダイに載せて最終段階の確認作業に入りました。
フルノーマル仕様のエンジンにCR29φ+手曲げショート管という組み合わせです。また消音を優先してかなり抜けの悪いバッフルを組み合わせています。
エンジンは組んでから10年以上が経った今でも、しっかりとしたコンディションが維持されている事を確認。
少々詰める余地のあった燃調は、空燃比と照らし合わせながら低速~全開高回転域まで更にベストへと調整を進めます。
調整前の計測では最大トルク5.78 kg / 66.92 PS が6.11 kg / 69.30 PS まで向上。
スロットルのツキその他扱い易さも、そして回転上昇のキメ細やかなフィーリングも増しました。グラフで見るとその違いも解り易いですね。上側2本のライン(オレンジ/ピンク)がトルクで下側2本(ブルー/グリーン)が馬力の調整前/後の比較です。
もう少し抜けの良いバッフルであれば軽く後輪で70PSは越えたと思います。確か当時のカタログ出力でも70PS程度だったと思いますから。まずまずの数値ではないでしょうか。
お待たせしておりますが、あと少しで納車となりますので宜しくお願いします。