ASウオタニフルパワーキットのZ系用ユニットですが、弊社用のオリジナルマップ入りのブラックのVer.PAMSも、生産元であるウオタニオリジナルのブルーユニットにも、アクセル開度負荷を開度センサーからフィードバックを受けて基本マップより点火時期を進める機能が標準で装備されています。
その為のセンサーの電源ですが、車体側のバッテリー電圧の上下に影響されて同じ様に上下してしまうとセンサーからの電圧信号も正しく無くなってしまいますので、常に安定する事が望ましいです。
どの程度安定しているか、測ってみた事があります。
左のテスター表示がユニットへ入力しているイグニッション電源の電圧。右がウオタニユニットから出力されるセンサー用の電源電圧。
イグニッション電源が14.00Vの時、センサー電源は4.72V
イグニッション電源が11.74Vに低下した時、センサー電源は4.72V
イグニッション電源が9.22V迄一気に低下した場合でも、センサー電源は4.72V
イグニッション電源(車体側電源)が低下しても、見事に1/100Vもぶれない安定したセンサー電圧出力となっていますが、良い部品と回路が使われているのでしょう。
運転状態に関係無くここまで安定しているからこそTPSやVPSも安心して使えますね。