2016.03.04 クランクケース修復
…..ここからの続です。
キッチリと位置出しをした上で下穴を掘ってゆきます。溶接盛りしているので若干のスが内部に発生している事を想定し、最終的にはヘリサート処理をします。心配していた面の狂い(熱歪)もほぼ皆無です。
↓こちらは、ダウエルPINが埋没していた所です。
何をしても引き抜けず、最後は超鋼刃にて削り取る事になりました。
穴内部に変形が見らえた為若干オーバーサイズに掘り直し、ダウエルPINも製作。
一品製作したダウエルPINを圧入します。
圧入後、収まりを確認。
フレームNOとマッチングしたこのケースをどうしても使いたいというリクエストから、しっかりと修復する事となりました。他にリクエスト頂いたメニューをこなし、もうすぐ作業完了です。