弊社で用意していますASウオタニさんのところのSP2コイル用プラグコードセット。
各車種用のプラグキャップ付きと、コードのみのセットで用意しています。
ちなみに、最近コード本体をリニューアルして、芯線を耐久性確認したカーボンコアコードにしています。
この為、性能はそのままにノイズ等の発生が抑制される様になりました。
http://www.pams-japan.com/product/page.php?parts=ign-ext&id=sp2-cap
http://www.pams-japan.com/product/page.php?parts=ign-ext&id=sp2-set
さて、当社製セットの特徴として、あえてクラシックなルックスのプラグキャップもそうですが、プラグコードの外皮に被せるガラスチューブがあります。
実際のところプラグコード自体はシリコン外皮の為、耐熱性や絶縁性能としてはそれだけで充分で、ガラスチューブを被せる事に点火性能面でのメリットがあるかと言えば、実はありません。
では、ただのデコレーションかと言うと実はそうでもなく、実はシリコンコードは物理的な摩擦にはさほど強く無い為、車両のフレームやエンジンに触れていると振動で外皮や相手側も擦れてしまいますから、それを防止出来ると言う機能上のメリットがあります。
ただ、これは見た目の問題なのですが、組み付け時に通し易い様に太目のチューブを使うと曲がり部分に皺が出来て今一な為、コード外径にぴったりなものを使っています。
この為、ユーザー側からなかなか通せないのですがというお話がありますので、簡単なやり方を公開しておきます。
プラグコードのコイル側に挿し込む方には、予め専用端子を組み付けしてありますが、先端近くの穴に紐かリード線を通して引っ張れる様にします。
(通すのは荷作り用のものでも、釣り糸でも、余ったコードでもかまいません)
大体の長さに切ったガラスチューブに紐を挿し込んで反対側迄通します。
ガラスチューブの出口側を軽く持って、紐を引っ張ります。
この際、ガラスチューブを登って来るプラグコードに向かって軽く押し下げる様にすると、更に抵抗無くコードが通ります。
プラグコードの表面はシリコンで、ガラスチューブ内面もさほど滑りの良い材質ではありませんが、コードを通す際には必ずガラスチューブを押す方向に動かすと、チューブが膨らむ様になってスムーズ作業出来ます。