スタッフの神原の乗る黒豆に装着されたタコメーター。今日ふと見ると随分ヤレ感出て来たな~と。
もう約20年程前にお遊びで何個か製作した物。
内部ムーブメントにステッピングドライブモーターを使用し、前面に小さく並んだSWでピークホールドやLIMIT回転数も設定可能。
更に、任意の回転数から200回転ごとにLEDが点灯し、シフトポイントで全てのLEDがフラッシュするというシフトライト機能も装備。
有名なSTACK製タコ等と比較して、ステップ角(指針が動く刻み角)が粗かった為、大昔あったスミスの機械式にも似たその動きが個人的には好きでした。
空冷Zのノーマルメーターが持つムードを大きく壊す事無く、レスポンスが良くそして多機能を目論んで製作しました。0から4000 rpmを圧縮し、その上からの回転数を等倍に。レヴ付近は直視しなくとも感覚的に回転を掴みやすい真上前後に来る様にデザイン。
今でも頭の中にはその構想が更に進化して在るのですが、量産となると色んな意味でハードル決して低くないパーツです。
高性能且つ多機能、そして振動という面では手厳しい空冷Zでの使用にも耐え得る物。そんな内容でいつか作れたら良いのですが。