趣味半分で始めた空冷ZのFuel Injection 計画でしたが、ここへ来て予想してもいなかった楽しい展開になってきました。
画像はカワサキ純正のスロットルボディ。それを無加工ボルトオンで空冷Zに装着可能とするアダプターです。当初は砂型にて鋳造しておりましたが、Oリング溝も加えビレットから削り出しへと変更。
また色気の無い純正Fuel デリバリーパイプもアルミ削り出しにてワンアクセントを加えました。現在制作中の弊社テスト車両の1000Jもインジェクション+フルコン制御となりますので、詳細は完成後にレポートします。
そして、こちらは市販化に向けての実走テストが最終段階となりつつある「ジェネレーターコンバートKIT / type 2」。既に数台に組み込み様々な条件にて距離を伸ばしていますが、トラブルの兆候は一切出ていません。
type 1 に続きこのtype 2は、主にチューニング車両向けに開発した物で、ハイコンプ仕様に有りがちなスターティングクラッチの空回りにも強くまた軽量且つ薄型となる為、サーキット走行等で不足する左バンク角確保の為のカバーカット時にも余裕を待たせる事が可能です。
ノーマルからライトチューンならType 1、ハイコンプ仕様やジェネカバーカット等に対応するのならType 2 と考えて頂ければ解りやすいかと思います。勿論、ノーマルにType 2 を装着されても全く問題はありませんが、専用のカム式1ウェイクラッチが装備される分Type 1よりもコストUPとなります。
また専用のジェネレーターカバーも製作中で、既にカットが施された形状にて鋳造されボルトオン装着が可能となります。(Type 2対応)
テスト走行に随分と時間を掛けていますが、もう少しで正式リリースとなりますので宜しくお願い致します。