全体的な状態チェックとワンウェイが空回りする等の症状でZドック入したKZ1000。
一通り手が入っている車両で綺麗に仕上がっています。
ジェネレーターカバーを取り外すのにスプロケットカバーを外すと何かが干渉した跡が、
ドライブスプロケットナット＆ロックワッシャーがKZ1000 用ではないものが取り付けられており寸法的に干渉していたようです。
トルクもしっかりかかっていなかったので本来の部品で構成して規定トルクで組み付け。
ワンウェイ廻りをチェックしてみるとKZ1000用ではないマグネットローターが適当なボルトで組まれておりトルク不足により空回りしていた模様。
KZ1000用のマグネットローターを中古で用意する選択肢もありましたが、今回は発電系ワンウェイまわりをリフレッシュということでGCキット＆Mosfetレギュレーターセットに交換。
クランクエンドは綺麗に慣らして組み付け。（写真は慣らし前）
圧縮測定、リークダウンテストから、シムクリアランス調整と共にカムホルダーボルトのトルクチェック、アイドラー廻り、バルブタイミング状態チェック、カムチェーンの遊びチェックなど現状の確認。
点火タイミングチェック。
状況を把握して整備プラン、カスタムプランを立てて、少しずつ調子よくなるのを実感出来るのも楽しいですね。
雨の中ありがとうございました！
