今年の6月に弊社WEB site内の内燃機加工ページを公開させて頂いたのもあるかと思いますが、例年に増して個人のお客様、業者様共に内燃機加工の依頼が増えてきています。ありがとうございます!!
個人のお客様よりご依頼のKZ1000
カムカバーボルトのネジ穴が5か所もダメになってしまっています。ヘリサート加工にて修理です。ちなみに上の画像はヘリサートコイルでは無く、ネジ山がむしれてます
カムラインはIN/EX共にOKでした。バルブガイドはガタが多かったので弊社焼結バルブガイドに打ち換え、バルブもHFバルブに交換、シートカット、セット調合わせ、すり合わせ等定番メニューにてリフレッシュ。カムホルダーのネジ穴もヘリサート加工。
シリンダー高の測定
スリーブの浮き、歪等点検
センターリング溝の深さ測定
シリンダーはスリーブが若干沈んでいる箇所がありましたので、押し点検後に上部を最小値面研し、STD0.5O/Sピストンを組まれると言う事なので、トルクプレートを使用しボーリング&ホーニング。センターリング溝は弊社基準値より浅い部分がありましたので、面研後適正値になるように掘っていきます。その他に・・・・・
と、まぁ加工の一例です。
加工完了後、点検しお客様に発送して行きます。
オーナー様もう少しお待ち下さいね!