弊社HFバルブセットに、チューニングアップに使用出来るオーバーサイズが加わりました。
IN EX共に傘径を1mmアップとなっています。
製造方法及び特徴につきましては、従来ラインナップになっていました純正Z系サイズと同じです。
http://www.pams-japan.com/product/page.php?parts=engine&id=original-valve
純正品が製造過程でステムと傘を熔着させて製造するのに対して、鍛造による一体成型により、強度を保ちながら傘上部をウエスト化してフロー率の向上を図りました。
さて、ラインナップが揃ったところで、導入検討していただく為のサイズスペックを、Z系J系との比較を交えてまとめましたので、ここに掲載しておきます。
IN EX共に純正品よりバルブ長が僅かに短いのは、シートカットしてバルブが沈むのを見越して最良の数値になる様にした為。
もちろんシートリングを交換した場合でも、シムの選択で対応可能な範囲にしてあります。
又、よく流用される事の多いZ1000J,R用のものに比較すると若干長い為、ヘッドへの沈みが抑えられる為、燃焼室容積の拡大による圧縮比低下も抑制出来ます。
そして、バルブ傘の窪み(ヘコ)の容積もZ系純正に準じていますので、これも圧縮比低下を抑制出来ます。