Z系エンジンのオイルインジケーターライトを動作させる為のプレッシャースイッチは基本機械式で、オイルフィルター室直上のオイルラインに位置し、オイルラインを塞ぐ形でセッティングされたプレートが油圧で押されて上がるとアースが切断されてライトが消灯する様になっています。
ただ、この方法だと少なからずスイッチ自体が少なからずオイルの流れの抵抗にもなるのと、暖機が完全に終了した後のアイドリング中には油圧が下がる事もあり、スイッチプレートの上がりストロークが小さくなってオイルラインが絞り込まれてしまう事にもなります。
もちろんZのエンジンは最も負担の大きなクランクシャフトがローラーベアリング構造の為にその潤滑系が油圧には殆ど依存はしておらず、各部にオイルを送る事さえ出来れば良いとも言えなくもない構造ではあるのですが、特にオイルクーラーが装着されている様な車両であれば極低回転時やアイドリング中には少しでもオイルの流れはスムーズにしたいところです。
写真は極低圧でも動作するプレッシャースイッチ(アダプター付き)ですが、機械式の純正スイッチを取り外して組み込みます。
構造上上から装着する事になるのですが、エア噛み等による誤動作が無く上手く動作してくれれば、低回転時にオイルラインを塞ぐ事無くインジケーターライトをコントロール出来ると思います。
