年に何度か定期的に製作しているリークレスタンクキャップのブラック仕様、在庫が無くなると何故か矢鱈とZ1000R系を乗られているお客さんからの問い合わせが増えます。
タンクキャップの本体自体は純正パーツがベースで、メーカーより納品される際には全て組み上がっている状態の為、これを黒くコーティングする為には本来非分解のヒンジ部分も含めて全ての部品を取り外す必要があり少々手間がかかる為、10個程度をまとめて一気に作業する様にしています。
純正当時のZ1000Mk2やZ1000J,R系のタンクキャップは、ガソリンを落とす為の吸気経路と内圧が上がった際に排気する為の通路が短い上の弁機構が少々お粗末だった為に新品状態でも非常に滲み易かったのですが、ベースにしているタンクキャップは通路が完全に分割されていて吸気排気のバルブ構造も現行車とも差の無い構造になっている為、正常に装着されていれば満タンにしようが激しく走ろうがまず簡単には漏れなくなります。 満タンのバイクを横倒しや裏返してやって若干滲むと言う程度です。
この為内部構造は複雑でシールも多いのですが、これらの部品は単品での販売がありません。一度使用したキャップを分解するとガスケットやシールが痛みますから、分解して加工が出来るのは新品時のみです。
コーティング仕上がり前から何個かはお客様にオファーを受けておりますので、ご興味のある方はご予約下さい。
標準仕様の¥11,500に対して¥6,000のオプション扱い価格で¥17,500税別となります