現在腰上O/Hでお預かりしているMK2
IN・EXカムラインのチェック、若干の渋さはありますが許容の範囲です。
STDピストンでヘッドがオイルで若干ウェットでした。
ピストンは焼けが酷く、ピンも固着気味で前後の当たりもキツイです。
そしてスリーブは不動期間が長かったのでしょうか?錆が酷いです。
クランクの位相ズレは若干の渋さはあるものの、ご覧の通りクリア
そしてバルブ 当たり面の確認
バルブステム径測定
バルブの曲がり振れ
と、まあサラッと書きましたが、このように状況に応じて診断していきます。これは一部で、ピストン、カム、ヘッド、シリンダーまだまだ診断項目があったりします。
よく「開けてみないと分らない」と言いますが実際そうなんです。エンジンの状況、仕様によって各々変わってきます。時々、「毎日Zさわってて飽きないですか?」と言われたりしますが、一見同じように見える作業でも、このように毎度内容や結果が違うわけで、飽きてる暇は無くフル回転です。(笑)
測定結果を元にオーナー様と打合せをしながらメニューを決めていきます。
まだまだ続きます・・・