丁度10年前にコンプリート車両として制作させて頂いたZ1。
Photo:10年前の納車時
納車後、お店で仲良くなった仲間と走りに行ったり、基本的なスタイルは変えずカスタムを楽しんだり、このZで色んな出会いや想い出を作ってきたオーナー。
実は制作時にエンジンの仕様でスリーブを打ち換えずにボアをあげられる1015ccのST1カム仕様とスリーブを打ち換え1135ccにしてST3カムを入れるといった仕様でどちらにするか随分悩まれました。
結果1015ccのST1カムの仕様で制作させて頂き今でも元気な状態ではありましたが、当初悩んだ更なるHOPUPエンジンを今年で10年目を迎えることもあり、良く走ってくれたZにご褒美と言うことでエンジンを制作することになりました。
当時存在しなかった部品や技術等があったりで、シンプルな車体に爆発的な走りを求めたエンジンは1135ccにクランクリビルトからツインプラグ、HFビッグバルブと各所にスパイスを効かせ過激でありながら乗り易いエンジンへ。
74φ1135cc
シムクリアランス調整を終えバルブタイミグを調整しているところ。
どんなエンジンでも緊張する火入れの瞬間。
納車に向け調整段階。生まれ変わった相棒とまた色んな想い出作って頂ければと思います。
Photo:10年前の納車時