チューニングしたZのエンジンで、ある程度の距離を走行していたらどうも腰下からアイドリング中や低回転でガタガタゴトゴト音がする!という症状が起きることがあります。
やばい、クランクシャフトのベアリングかスラストスペーサーが逝ってしまったかとも思える様な音ですが、その場合はまずワンウェイクラッチをフライホイールに締め付けている3本のボルトを点検してください。
ここが緩むと、特にアイドリング中に顕著なゴトゴト音が発生します。
マグネットローターを外して点検すると、完全に緩んでいます。
こうなると、ワンウェイクラッチが新しくても始動時に滑り等が発生します。
Zの場合、このボルト緩みはコンプレッションを高くしたチューニングエンジンに割と多く発生します。始動時のワンウェイクラッチにかかる反力とショックが大きくなるせいでしょう。
又、J系の場合ノーマルでも割と良く緩みます。特に以前にワンウェイクラッチを交換されたという車両の多いのですが、マウントボルトは交換時は必ずし新品に交換して、高強度用のねじロックを使用することで割と防止できます。