Z系エンジンでオイル漏れのウィークポイントである部分。
ジェネレーターカバーからの電力取り出しコードのグロメット部分です。
グロメットが新品であっても、挿し込み時には溝部分にシリコンガスケットを塗っておきたいところですが、エンジンにすぐに組んでしまうとガスケットの硬化に時間がかかってしまいますので、我々が作業する場合に時間的余裕があれば、前もって前日位から固定して乾燥させておく場合が多いです。
これは順番にデリバリーを行っていますタイプ3カバーと専用ステーターコイルですが、これも同じくグロメットがありますので、納品前に組みつけています。
ただ、そのままだと外れてきてしまいますので、こんな感じに汎用ステーを使って軽く押さえておきます。
このまま半日から1日置いておくと、しっかり乾燥して密着しますので、オイル漏れは相当な年数起きません。
組み付け直前には、この部分の境目にほんの僅か塗ってやれば大丈夫です。