各部手を入れながら大事に乗られいる初期型Z1。
温めてきたエンジンのオーバーホール作業をご依頼頂きました。
各部点検しながら分解していきます。
メーカーで押された合格スタンプ、こすると消えてしまうのでここの部分はそっと残します。
ミッション廻りのベアリング交換にコンバートされたクラッチバスケット。
リクエストでヴォスナーの72φを使用、ESTスリーブで更なる耐久性を狙います。
シリンダーブロックは今回のスペックを考慮し後期型をベースに加工。
オイルパンもオイル寄り対策の仕切りがある後期型のものを取付ました。
定番的な組み合わせになってきたSAバルブガイドにHFバルブのセット。
特別初期型に拘られてもいないのですが雰囲気残すのにヘッドナットはキャリーオーバー致しました。
エンジン搭載。
無事火が入り、何度かにわたり負荷をかけながら初期のラッピング作業。
梅雨の合間の納車。
天気も天気なのであまり慣らしも進まないのかなと思いきやお住まいが遠方ということもありますがもう500km以上乗られたのこと。
意外と慣らしが終わるのも早そうですね。
ご遠方からお任せ頂きありがとうございました。