高山のZ1にも新しいピストンの投入決定。
http://www.pams-japan.com/diary/?p=9003
計測専用に用意したダミーケースに高山Z1の腰上を載せバルタイをセット。ケースの中はクランクシャフトのみで、計測に必要の無いトランスミッションやクラッチハブは入っていません。
リセス中心にクレイを貼り付け、ゆっくりとハンドクランクしてやります。ツインプラグ仕様という事もあり、燃焼室容積増加分を面研にて補正していたり、バルブも大径化更にはWEB-ST4カムという組み合わせで、各部にどの程度のクリアランスやマージンが残るのかを少しずつ条件を変えながら計測し記録に残してゆきます。
トピックとは関係ありませんがインテーク4番ポートを覗いた所です。極端な拡大は行わず抵抗になりそうな段付きや形状を修正する方向です。最後に流体研磨で仕上げています。またストリート主体という事もあり、ポートと同じく極端なガイドカット加工等も行っていません。
今からTo the road が楽しみでなりません。