スタッフのZです。
腰上を組み上げ、最後にバルブタイミング調整を行っている最中の出来事。
さぁ、今日には火が入る!と喜んでいたのもつかの間。
バルタイを取り終り、最後にトルクレンチでカキン!と締めた所で事件は起こりました。
もうお気付きでしょうか?。。。
スプロケットをボルトで締結するカム側がポロリ・・・と欠けてしまいました。
しかもです、割れた欠片がそのまま音を立ててコロンっ!とカムチェーントンネルの中へ吸い込まれる様に入り込む始末。
あまり無い事例ではありますが、鋳造カムの場合にはそれが起こり得るトラブルでもあります。過去にも数件同様のトラブルを見てまいりました。それが経年劣化なのか元々製造時に存在したスやクラックが原因なのか、今となっては何とも原因の特定はできません。
これから割れたカムの交換、そして面倒なのがケース内に落ちた破片の回収。
こういうのは凹みますね。